唐突ですが、泣く子も黙る名優トム・クルーズとアインベルクの店主には、ちょっとした共通点があるのです。
店主の名前に「とむ」が入っていること (笑) 、あと、誕生日 (7月3日) が同じなのです。
アメリカ人の友人にこれを話すとキャッチーみたいで、「トムさん!」とすぐにフレンドリーになってくれます。
さて、そんな店主に「誕生日のお祝い何がいい?」と聞くと「映画、観に行かない?」とのリクエスト。
おーーー!二人で映画なんてもうどれくらいぶりかしら?!行こう!行こう!
観たい映画は『トップガン マーヴェリック』。前作『トップガン』が公開された頃は、私たちはまだ中学生。
きっとリアルタイムではなく、ちょっと後になってテレビの地上波で吹き替え放映されているのを見たような記憶ですが、私たちくらいの世代にとっては、主演トム・クルーズのあの眩しい笑顔と迫力満点の戦闘機アクション、印象的なサウンドトラックが強烈に記憶に残る名作です。
あれから36年経ってどんな続編になったのだろうと、それは楽しみ。
せっかくだから、IMAXという没入感が半端ない映像体験ができるシアターで観ることにしました。
(ちなみに、今現在東北エリアでは、TOHOシネマズ仙台にしかIMAXデジタルシアターはありません)
飛行機でいえばファーストクラスに乗ってしまったかのような、初めて体験する最高の臨場感を味わった2時間強の『トップガン マーヴェリック』。いやー、すごかった!!感動・感激・感謝です!!!
映画を評論するにはあまりにも知識や経験値に乏しいのでやめておきますが、もし皆さんが以前に『トップガン』を観ていて、そしてこの長引くコロナ禍の中でエンターテイメントに飢えているようであれば、ぜひIMAXで観ていただきたいです。
素晴らしい映像作品を体験して、映画が終わった後、しばらく二人とも放心状態になりました。
観て良かった…😭
それから1時間くらいなんとなく無言のまま、各自の心の中で作品を咀嚼した後、店主が感嘆のため息をついて言いました。
「トム・クルーズってすごいよね…。もう60歳にもなるというのに、あの若さと才能と輝きと爽やかさと…。俺と同じタイミングで同じように歳を取っていっているんだから、俺だってもっと頑張れるってことだよね。頑張らないといけないよな…。」
同じタイミングで…、というところがちょっと面白いですが、同じトムとして、今日の映画はかなりの “G” を胸に受けたのではないでしょうか。
プロフェッショナルの圧倒的な作品を体験することは、業種を問わず強烈なインスピレーションをもたらしてくれます。この映画も、店主に大いに刺激とモチベーションをもたらしたようです。
7月になり、アインベルクは夏の繁忙期に入りました。
全世界の女性たちが「そんな目で見ないで…」とつぶやきそうなトム・クルーズのあのキラキラ笑顔を、店主もちらちら思い出しながら奮起する日々がしばらく続きそうです。
頑張って!アインベルクのトム!!