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「一度しか触らない」ルール

 

先週半ばに、あるスタッフの方から Amazonのオーディオブック『Audible (オーディブル)』について教えてもらいました。プロのナレーターが朗読した本が12万冊以上アプリで聴けるサービスで、現在2ヶ月間の無料お試しキャンペーンをやっているとのこと。

 

私の悩みの一つが、ゆっくり本を読む時間がないこと。ゆっくり…というのが贅沢な話だとしても、もし10分間本を開けるのなら、何か別のことが一つ終わるはず… と思ってしまって、結局ちゃんと本を読む時間が取れないでいるのです。

 

読みたい本を買っても、結局本の山をまた一段高くする「積ん読」。罪悪感も積もります。

 

そんな本を、ゆっくり腰を下ろすことなく、家事や買い物などをしながら聴くことができるのならば、結局読まないよりかは100倍マシ!と思って、早速このアプリwをダウンロードしました。

 

そして最初に目に飛び込んだこの本を聴くことにしました ー 『超多忙な弁護士が教える 時間を増やす 思考法』

 

だって、もっと時間がほしいのです。

 

こうした類いのビジネス書は、オーディオブックで聴くにはぴったりだと思います。いろいろなノウハウやヒントが紹介されましたが、一つ、すぐに実践してみようと思ったことがありました。

 

それが、「一度しか触らない」ルール。

 

例えば、郵便受けに入っていた郵便物を取り出した後、皆さんはすぐに開封して中身を確認し、必要な処理をその場で行いますか? LINEやメールの新着に気がつき、今やっていることを中断してスマホを手に取り、とりあえず開いて読むものの、返信や必要な処理を後回しにすることはありませんか?

 

食事の用意をしようと、冷蔵庫を開けてとりあえず使えそうな野菜やお肉を取り出してから、何を作ろうかと思案して、結局名もなき料理を作るのに時間をかけ、使わなかった食材をもう一度冷蔵庫に戻し

…。

 

こうした二度・三度手間を生んでしまう行動をやめて、最初から「一度触った時に最後まで済ませる」「アクションを取れないならそもそも手をつけない」ということを意識することで、時間を細切れに無駄にすることを防ぐことができるのです。

 

理屈は簡単ですよね。そりゃそうだと思って、早速実践です。

 

朝起きた後の身支度、朝ご飯の用意、家事、出勤後の開店準備、日々のルーティン作業、帰宅後の家事、子どもの世話、夕食の準備…。具体例を挙げるにはあまりにもこまかな事柄が多いのですが、それでも「一度しか触らない」というルールをしっかり意識することで、思いついたことからやり始めたり、目についたものにとりあえず手を伸ばす、という行動の遠回りが少し減ってきたように思います。

 

忙しいことを言い訳にせずに、上手く時間を使う術を身につけて、子どもと一緒に過ごす時間や、自分の時間が増えればいいなと思います。

 

お店の仕事も、もっと効率よく時間短縮で済ませることができれば、今以上にゆったりとした気持ちで皆さまをお迎えできるのでは… と自分の変化に期待をしています。

 

やっぱりちゃんと座って本も読みたいし…。